Azure Kinect Body Tracking SDK v1.1.1

Azure Kinect Body Tracking SDK v1.1.1がリリースされました。
この記事ではアップデートの内容を確認していきます。

Change Log

Azure Kinect Body Tracking SDK v1.1.1の主な変更は以下の通りです。

・NuGetパッケージの提供再開

Azure Kinect Body Tracking SDKはv1.1.0でNuGetパッケージの提供が停止されていましたが、v1.1.1でNuGetパッケージの提供が再開されました。
Azure Kinect Body Tracking SDK v1.1.1では、これまで同梱されていたONNX Runtimeの依存関係は別のパッケージとして分離されています。
ただし、CUDA(K4ABT_TRACKER_PROCESSING_MODE_GPU_CUDA)、TensorRT(K4ABT_TRACKER_PROCESSING_MODE_GPU_TENSORRT)の依存関係は含まれていません。そのため、デフォルトのDirectML(K4ABT_TRACKER_PROCESSING_MODE_GPU_DIRECTML)以外の実行プロバイダーを利用するにはインストーラーに含まれるDLLをコピーする必要があることに注意です。

・ONNX Runtime v1.10にアップデート

Azure Kinect Body Tracking SDKの推論エンジンであるONNX Runtimeがv1.10にアップデートされました。
これにともない、472.12(Game Ready)、472.84(Studio)以降のNVIDIA Driverが推奨されます。NVIDIA以外でも古いGPUドライバにはOpenGLの問題があるため、Azure Kinectが正常に動作しない可能性があります。最新のドライバにアップデートしておきましょう。

・DirectML実行プロバイダーのパフォーマンス改善

Azure Kinect Body Tracking SDKのv1.1.0からCUDA以外にDirectML、TensorRTの実行プロバイダーが実装されました。これにともない、デフォルトのGPU(K4ABT_TRACKER_PROCESSING_MODE_GPU)の実行プロバイダーがCUDAからDirectMLに変更されています。
Azure Kinect Body Tracking SDKのv1.1.0ではDirectML実行プロバイダーがGPUを上手く利用できない既知の問題が報告されていましたが、v1.1.1で問題が修正されパフォーマンスが改善しました。

・その他

  • TensorRT実行プロバイダーのメモリリーク解消
  • CPU実行プロバイダーでの依存関係のバグ修正
    (実行時にCUDAのDLLが不要になりました)

Known Issues

既知の問題として、以下が判明しています。

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